ON 1

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前回の記事で、丸暗記からイメージを捉えていく学習法についてオススメをしましたが、具体的にどういったことなのか、前置詞の解説シリーズでお伝えしていこうと思います。

第1回目は“ON”です。

“ON”というと日本語では「〜の上に」と覚えている方も多いかと思いますが、その覚え方はあまり良いと言えないでしょう。

“ON”の基本イメージは「何かにくっついているイメージ」と捉えてみましょう。次の画像を見てください。

丸いものが、線にくっついています
実はこの線の位置は横でも上でも良いのです。

なぜなら、”ON”は「〜の上」ではなく、「くっついていること」が大切だからです。実際に用例で見ていきましょう。

I hung a picture on the wall.(僕は壁に絵を掛けた。)

絵が床ではなく壁、つまり横にある面に接触しているので”ON”となるのです。

a scar on my face (僕の顔の傷)
傷は僕の顔にくっついているイメージです。

Write it down on the paper.(その紙に書いておいて)
文字は紙と接触しています。

I got on the train.(電車に乗った)
電車の上に接触しているイメージですね。

ここから少し複雑になるかもしれませんが、難しく考えずにくっついているイメージと繋げて見てください。
I’m on the way home.(帰宅中)
外出先と家を線で結び、その線の途中という感じでしょうか。地図に実際に線を引き、「僕の場所は今、ここ!」と指をさして説明すると。。。ほら、線の上ですよね。つまり接触なのです。
電車に乗っているイメージだとよりわかりやすいかもしれません。He’s on the Chuo line.(彼は中央線に乗っている。)路面図と共に”ON”のイメージが浮かびませんか?

使用頻度の高い言い回しに”depend on”や”rely on”などがあります。
それぞれ「〜次第」、「〜を信頼する」 という意味ですが、丸暗記した人はなぜONか考えたこともないかもしれません。実際、自分も昔はそうでした。

ONのイメージを拡張してみましょう。あのイメージの丸を「支える、サポートする」感じです。支えてあげるためには接触が必要です。日本語で表現するのであれば、倒れそうな人を支えてあげるためには、接触する必要がありますね。

“I rely on you.”(君を信頼しているよ。)
(プロジェクトか何か)の成功は、あなたの力が支えているのです。

“I live on my own”.(僕は自立している。)
自分自信が生活を支えています。

“It’s on me.”(僕がおごるよ。)
これも支えているイメージを感じられるでしょうか。

“be based on”「〜に基づいている」
基本となる何かに基づいているイメージです。その何か基本になっているものが全体を支えているのです。

“This item works on batteries.”「これは電池で動く」
電池が支えているのですね。

ミュージシャンがバンドメンバーの紹介で、”On the guitar,xxxx !”などと紹介するのを耳にしたことがある方もいるかと思います。ギターがそのメンバーに接触しているイメージです。何もギター本体に乗っかって演奏しているわけではありません。そして、そのギターがバンドサウンドを支えているのです。

“on TV”, “on the radio” メディアもONです。画面にも接触のイメージは使えます。日本語でも「音に乗せて」という表現がありますから、radioでもONが使えるイメージは湧きやすいでしょう。

まだONのイメージの拡張はできるのですが、長くなってきたので本日はここまでです。

それではまた次回。

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